歳をとると失うものが少なくなる

ジブリ最新作「ハウルの動く城」を見にいった。
木村拓哉が声をやってて〜とか前知識が多かったので始まってしばらくは、キムタクだーとか思っていたけど、物語が進むにつれてそれも気にならなくなった。主人公のおばあちゃん（ホントは女の子）の大好きな人への気持ちがかわいくって、なんだか切なくなった。
美輪さんがこの映画についてテレビでコメントしてて、「女の子がおばあちゃんになったからこそ、出来た事がたくさんある。歳をとるのは悪い事ばかりじゃあないのよ。」と言っていた。劇中でも、ソフィー（主人公の女の子）が「歳をとると失うものが少なくなる。」と言っていた。
昔は本当にいろんな物が欲しかったような気がするけれど、あれもこれもはいらない。
歳をとっていろんな経験をすることで、自分にとって本当に必要な物は何かを知って、余計な物をそぎ落とし、シンプルに生きていけるようにしたいと思った。

もちろん映像はすばらしい！です。